配管の保温

施工(給排水)二次検定

基本

  • 保温の厚さは保温材主体の厚さとし、外装材、補助剤の厚さは含まない
  • 保温材相互の間げきは出来る限り少なくし、重ね部は同一線上にならないようにずらして取り付ける
  • 室内露出配管の保温見切り箇所は菊座分岐部、曲がり部にはバンドを取り付ける

筒状保温材

  • 筒状保温材を使用する場合、管径に適合するものを使用し、合わせ目に隙間ができないようにする
  • 横走り配管の筒状保温材の抱き合わせ目地は管の垂直上下を避け、管の横側になるようにする

保温材の巻き締め

筒状保温材

  • 筒状保温材を鉄線巻きする場合、保温筒1本につき2箇所以上2回巻きとする

帯状保温材

  • 帯状保温材は50mmピッチ以下のらせん巻き締めとする

テープ巻き

  • 綿布、テープなどの巻きの重なり幅は15mm以上とする
  • テープ巻きは配管の下方より上方に巻き上げる

配管貫通部

  • スリーブ内面と配管の隙間はロックウール保温材などの不燃材料を充填する
  • 床貫通部は保温材保護のため床面より150mm程度までステンレス鋼板で被覆する

外装材

  • 外装材の鉄線巻きは、はぜ掛けまたはボタンパンチはぜとする
  • 屋外や屋内でも多湿箇所の外装材の継目はシールを施す
1級管工事施工管理技士合格への道

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