通気(通気管)
通気管の役割
排水の流下を円滑にする
圧力変動によるトラップの破封を防止する
排水管内を換気し清潔に保つ
伸頂通気
排水立て管の頂部をそのまま延長し大気に開放する方式
排水立て管から大気までの間を伸頂通...
排水管
排水管の構成
衛生器具(トイレなど)→器具排水管→排水横枝管→排水立て管→排水横主管→排水タンクに貯留→水中ポンプで排水ますへ
排水管のサイズと流速
自然流下式の排水横管の流速は
最小管径:30mm (大便器系統は...
排水トラップ
二重トラップは禁止。
トラップ深さ(封水深)とはあふれ面(ウェア)から水底面頂部(ディップ)の距離のこと原則50~100mm(特殊用途の場合100mmを超える場合もある)
器具排水口からあふれ面(ウェア)までの距離は600mm...
排水ます
敷地排水管の合流部、勾配変更部、方向変更部に設けられる排水設備。
設置間隔
排水ますの設置間隔は配管径の120倍を超えない範囲に設置する。
管径100mmの場合は12m以内100×120=12000mm(12m)
...
特殊継手排水システム
主に高層集合住宅の伸頂通気方式の排水立て管に用いられる。
排水用特殊継手を用いて、排水横枝管から排水立て管への流れを円滑に流入させ、立て管内の流速を減ずる。
オフセットのない排水立て管にのみ採用する。