冷温水管の施工

施工(空調)二次検定

継手

管の伸縮に対して

熱による配管の伸縮に対応するため、直管部分の長い箇所には伸縮管継手を設ける

本管より分岐する場合、管の伸縮を考慮しエルボを3~4個設け(スイベル継手)配管する(空気溜まりができないようにする)

振動に対して

振動を発生する機器との接続は防振継手を介して接続する

管内の空気溜まり

空気溜まりができないよう、横走り配管には勾配をつけ、頂部には空気抜き弁取り付ける、または開放式膨張タンクに向かって上り勾配をつける

横走り配管において、径違い管を接続する場合は段差を空気溜まりの原因となる段差を生じないよう偏心レジューサを使用する

配管の支持

間接支持

支持金物が結露しないように合成樹脂製受け材を介して支持する

直接支持

配管保温外側より150mmまで支持金物を保温する

立て管の支持

各階1か所形鋼製等による振れ止め支持を設け、最上階または最下階の床で固定する

横走り管の吊り支持

支持間隔は100A以下は2m以下曲部および分岐箇所ではその近傍で支持をとる

保守、更新

機器廻りの配管は保守または更新を考慮して取り外しが容易になるように施工する

その他

主管の曲部にはベント管またはロング管を使用する

1級管工事施工管理技士合格への道

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