1ヶ所の加熱装置から各場所へ給湯する方式
場所ごとに加熱装置を設置して給湯する方式は局所式給湯設備(給湯器など)
循環ポンプ
循環ポンプの役割
配管内の湯を循環させて冷めないようにしている
循環ポンプの設置位置
貯湯タンクの入口側に設置する(返湯管に設置する)
返湯管の方が管径が細いのでポンプを小さくできる
循環ポンプの揚程
最も長くなる循環経路の摩擦損失抵抗を考慮して算定する
循環ポンプの循環量
循環経路の熱損失と許容温度降下により求める
※許容温度降下
給湯温度と返湯温度の差(5℃)
貯湯槽(貯湯タンク)の湯温
レジオネラ菌などの繁殖防止のため60℃以上とする
給湯管と返湯管
給湯管
給湯管に銅管を使用する場合の管内流速は1.5m/s以下になるように管径を決定する
※流速が速すぎると潰食(かいしょく)が生じる
返湯管
給湯管の呼び径の1/2程度とする
勾配
母管の流れが上向きの場合、給湯管は上り勾配、返湯管は下り勾配
母管の流れが下向きの場合、給湯管は下り勾配、返湯管も下り勾配
下り勾配は1/200以上
膨張タンク
水が湯になると膨張するので、膨張タンクを設置する。
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