コージェネレーションシステムは発電に伴う排熱を空調や給湯に利用するシステムのことだよ!
熱と電力を同時に得ることから熱電供給ともいわれるよ!
電力負荷を利用する電主運転方式と熱負荷を利用する熱主運転方式の2つがあるよ!
設置する際、「小出力発電設備」に該当しない場合は電気主任技術者の選任が必要だよ!
それではポイントワードへ!
カスケード利用
コージェネレーションシステムでは排熱を高温から低温に向けて多段階に活用するように計画する。
例えば、
- 高温の排熱→発電に
- 低温の排熱→給湯に
こんな風に余すことなく使うよ!
この活用方法がカスケード利用(連続利用)だよ!
受電並列運転(系統連係)
コージェネレーションシステムによる電力を商業電力と一体にして供給する方式。
自家発電機には、同期発電機が使用される。
内燃機関
発電機の内燃機関には主に次の3つが使用される。
- ガスエンジン
- ディーゼルエンジン
- ガスタービン
この中でガスタービンを使う発電機の発電効率が最も低い。
これは、ガスタービンの熱電比(供給可能熱出力/発電出力)が大きいからだよ!
排熱の回収
排熱はそれぞれ次の形で回収される。
- ガスエンジン、ディーゼルエンジン→排ガス、ジャケット冷却水
- ガスタービン→蒸気
燃料電池
燃料電池を使う場合、内燃機関の場合と比べて次のメリットがある。
- 騒音や振動が小さい。
- NOx(窒素酸化物)の発生量が少ない。
- 発電効率が高い。
コメント