給水方式には配水管から直接給水する方式と受水槽に貯めた水を給水する方式の2種類があるよ!
そこから更に細かく分かれるよ!
直結直圧式
配水管から直接給水する方式
圧力もそのまま
直結増圧式
配水管に増圧ポンプをつけて圧力を増幅させて給水する方式
増圧ポンプは圧力低下で起動し、ポンプ吐出量は瞬時最大予想給水量に基づき決定する
立て管の最上部には吸排気弁を設置する(断水時の配管内の負圧防止)
ポンプ直送式
受水槽から加圧ポンプで給水する方式
加圧ポンプは圧力低下で起動し、ポンプ吐出量は瞬時最大予想給水量に基づき決定する
揚程が30mを超える場合、ポンプ吐出側の逆止弁は衝撃吸収式とする(ウォーターハンマーによる破損防止のため)
高置水槽式(高置タンク式)
屋上に設置したタンクから重力(自然流化)で給水する方式
受水槽から高置水槽へは揚水ポンプを使用する
揚水ポンプは水位低下で起動し、ポンプ吐出量は時間最大予想給水量に基づき決定する
タンクの容量は、
時間最大予想給水量の0.5〜1倍
高層建築物の場合、給水最大圧力(400~500kPa)を超えないように中間水槽を設置して高層と低層に給水系統を分けたり、減圧弁を設置するよ!
設置高さは圧力損失と最低必要吐出圧力を考慮して決める
給水管内の流速
ウォーターハンマーなどを防止するため管内の最大流速は2m/s
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