受水タンクは水道局から送られてくる水をいったん貯めておくタンクのことだよ!
容量
タンクの容量は1日の予想給水量の1/2程度とする
タンクの容量が過大になると、水の滞留時間が長くなって残留塩素が消費されていくよ!
残留塩素が消費される(少なくなる)と水が腐りやすくなるよ!
水道水の残留塩素は0.1mg/L以上と決まっているよ!
※残留塩素
水中の塩素のことを残留塩素と呼ぶよ!
水位調整装置
学校など使用水量が大きく変動する場合は水位調整装置等で貯水量を変えられるようにする
1日に2回水の入れ替えを行う
水位調整装置にはボールタップや電極棒がある
構造
吐水口空間
給水吐水口端からオーバーフロー管のあふれ縁までの距離。給水管への逆流を防ぐためこの空間を設ける。逆サイホン作用防止とも言われる。
マンホールのサイズ
600mm以上の円が内接することができる大きさとする
保守点検スペース
上部は1m以上
周囲と下部は600m以上
※間違えやすいスペースに関する数値
水抜き管
保守点検時の水抜き要として設置。
底部勾配
水抜き管(吸込みピットとも言う)に向かって1/100の勾配をとる
※勾配に関する項目一覧
間接排水
逆流を防ぐためオーバーフロー管や水抜き管は排水管とは直接繋がずに隙間を設ける。その際、ホッパーを設置し排水が跳ね散らないようにする。
受け皿
貯水タンクの上に排水管を通すときは、排水管の下に受け皿を設置し、貯水タンクとの空間を1m以上にする。
飲料用タンクの出口には緊急遮断弁を設ける。
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